昭和の重力に魂を引かれた漢

小説の感想文、たまぁ~~に雑記

安部龍太郎

続・断じて反安部に非ず『冬を待つ城』

安部龍太郎著 予告通り連荘で安部先生です。 小説のジャンルの中でも歴史モノが好きで、それこそ過去何十冊と読んできましたが。 これほどまでに一方的な善悪二元論、偏向・肩入れ・依怙贔屓を見たことがない。 「豊臣ファン達は不満よな。旅団長 動きます。…

反安部に非ず『レオン氏郷』

安部龍太郎著 蒲生氏郷ですね、御存知?ホレ、あのぉ~、もみあげが“シャキーン”ってなってる人。 正直俺もあんまり詳しくないんです。本能寺のときお父さんが安土城守ってたってことと、秀吉が関東の家康を北から牽制するために会津に大封したってことぐら…