昭和の重力に魂を引かれた漢

小説の感想文、たまぁ~~に雑記

羽田圭介

表紙怖ッ『成功者K』

羽田圭介著 羽田作品、読了三作目にして確信。 コレが、コッチの方がッ、羽田先生の作風なんですね。 何て言うんでしょう、モヤモヤ感雁字搦めっつーか。 『盗まれた顔』みたいな普通っぽい小説?の方がむしろ搦め手で、 ryodanchoo.hatenablog.com『コンテ…

超変化球ゾンビもの『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』

羽田圭介著 ゾンビもの。 の、体を借りた社会批判、文芸界の暴露話。 いやぁ~~これはね、問題作ですよハイ。 羽田先生二年ぶり(今作は2017年11月、「顔」は2015年09月に読了)。 ryodanchoo.hatenablog.com全く印象が違うんですけど、ホントに同じ作家さん…

警察小説の変化球『盗まれた顔』

羽田圭介著 羽田先生、第153回芥川賞受賞おめでとうございます(この感想文は2015年09月にl書かれたものです)。っつーわけで、初対戦。まだ二十代だって、若ぇ。基本的に若い作家さんは、あんまイカねぇんだけど。どんなんかな~ 警視庁捜査共助課「見当たり…