昭和の重力に魂を引かれた漢

小説の感想文、たまぁ~~に雑記

恩田陸

コレ畳めんの?超特大風呂敷『ねじの回転』

恩田陸著 デカイ。デカ過ぎる。畳むどころか拡げるのも一苦労の、大風呂敷。 未来の国連によって執行される歴史の再確定作業。 それに付き合わされることになった「二・二六事件」の首謀者たち。 従来通りに歴史を確定させたい国連職員と、何としても昭和維…

起、承、超転開、結『消滅 VANISHING POINT』

恩田陸著 大嵐で封鎖された空港。 何故か別室に隔離された男女十一人。 この中にテロリストが紛れ込んでるらしい? 疑心暗鬼の中、犯人捜しが始まる、、、 正直序盤はやや退屈です。核心に近づかないまま、ダラダラとどうでもいい話が続く。主要キャラが11人…