昭和の重力に魂を引かれた漢

小説の感想文、たまぁ~~に雑記

浅田次郎

凋落の新選組『一刀斎夢録』

浅田次郎著 『一路』で ryodanchoo.hatenablog.com「2015 今年の一冊大賞」を獲った浅田先生と新選組三番隊長・斎藤一、最高の食材を希代のシェフが調理して不味い料理が出来るわけがないッ! うん確かに美味い、美味いんだが、、、読書も十年続けてると、最…

絶対に中山道行きたくなります『一路』

浅田次郎著 いやぁ~面白かった!流石ベストセラー作家、浅田先生。グイグイ読ませます。要は参勤交代の話ね。参勤交代の一切合財を差配するお役目だった父親が急死した為、その息子が御家の存亡を賭けて後を引き継ぐっつーね。なんせ急死なもんだから、何の…

ラスト号泣『日輪の遺産』

浅田次郎著 終戦直前の昭和二十年八月、近衛師団所属のエリート将校「真柴少佐」は、陸軍首脳よりある特命を帯びる。「戦後復興資金とするため、マッカーサーから奪った財宝を隠匿せよ」この特命に関わった人々の数奇な運命を描く。 流石ベストセラー作家浅…